世界飢餓にまつわる12の神話

2009年 政治・経済 社会
世界飢餓にまつわる12の神話

「世界飢餓にまつわる12の神話」というページを見つけた。

地球上には深刻な飢餓がある。「なぜ、飢餓はなくならないのか?」「私たちはどうすればいいのか?」を考えるとき、よく誤解されること、固定概念、すなわち「神話」を解き明かしていく。原文は英語だが、日本語訳がある。12の神話とは、下記の通り。

  1. 膨張した世界人口を養うだけの食糧が足りない。だから食糧増産が必要だ
  2. 干ばつや凶作が飢饉を引き起こす。自然災害のせいだ
  3. 世界人口が多すぎる。だから人口抑圧政策を進めなくてはならない。
  4. 飢える人たちのために食糧生産を増やすと環境を破壊してしまう
  5. 「緑の革命」が飢餓問題の解決策だ
  6. 生産効率を上げるために農業の大規模化を進めるべきだ
  7. 自由市場が飢餓を終えることができる
  8. 自由貿易が解決策だ
  9. 餓えた人たちは貧弱すぎて権利のために戦えない
  10. 先進国からの援助を増やすべきだ
  11. 彼らの貧困の恩恵を私たちは受けている(だからこの生活を維持するために彼らの貧困が必要だ)
  12. 飢餓を終えるためには自由を制限することが必要だ

「え? そうじゃないの?」
と思う項目があるだろう。もしあるなら、下記ページは一読の価値があると思う。

食糧第一:世界飢餓にまつわる12の神話
https://journeytoforever.org/jp/foodfirst/report/hunger/12myths.html

12 Myths About Hunger
https://www.foodfirst.org/pubs/backgrdrs/1998/s98v5n3.html