家で食べる皮蛋(ピータン)

2009年 食べる 食べる
家で食べる皮蛋(ピータン)

近所の雑貨屋で、ピータンを買ってきた。

ピータンを買うのはもちろん、売っているのを見るのもはじめて。L氏が大のピータン好きで、いつもいつも注文するから、それが頭に残っていて気づいたらしい。

買ってきたピータンは5個で350円。ビニール袋に、泥ともみ殻のカタマリが1個ずつ入っている。ゴリゴリ表面をこそぎ落としてみたが、埒があかないので水で洗い流す。変質した卵の殻を剥くと、暗褐色のぷるんとしたピータンが出てきた。一部が白っぽくなってるけど、大丈夫なのかな? 切ると、黄身は翡翠色に。まぁ、あんまり食欲をそそる色合いじゃない。
スライスして、食べてみる。むぅ、臭い。アンモニア臭が強烈。捨てようかと思ったが、少し空気にさらしてから食べた方がよいことを知って、そのとおりにする。
2時間ほど待つと、臭みも減って、食べられるようになった。ポン酢をつけると、なおよし。しかし6時間も放置しちゃうと、ゼリー状の白身が固くなって、まずくなった。食べごろタイムが難しい。

好きな人にはたまらないピータンだが、いまいち旨さがわからない。ビールのツマミとして買ってきたけど、すぐ食べられないのは厄介。ピータンはお店で食べる方がいいみたい。

ピータンは、石灰などのアルカリ成分で卵を熟成させたもの。保存食品である。製造過程で鉛を含むことがあるため、ピータンを食べ過ぎると鉛中毒になることがあるそうだ。