爆汗湯 / 夏は身体が冷える

2009年 生活 健康
爆汗湯 / 夏は身体が冷える

温泉に行けなかったので、入浴剤を買ってきた。

『爆汗湯』という派手な商品。この系統の入浴剤は、追い焚きができない。1回こっきりで252円(税込)は高いような気もするが、どっかに出掛けるよりは安いか?

爆汗湯を入れると、湯船が白乳色にそまって、バチバチ音が鳴りだした。
けっこう強い音だ。炭酸のはじける音だが、風呂桶に細かいヒビが入っているかと思うほど激しい。しかし肌がピリピリするようなことはない。
温泉やスーパー銭湯で、これほど劇的な湯船はお目にかかれない。家庭の小さな風呂桶で試す入浴剤ならでは楽しみかもね。

爆汗湯のパッケージを読むと、「肩までつかって3分、湯から出て休憩を5分を2~3回繰り返すとよい」そうだ。やってみると、けっこう疲れる。最初の1回は長くつかっていられるが、外に出て休憩すると、もうフラフラ。嫁と交代で2セットやったけど、ここでダウン。3セットするなら、5分以上の休憩が必要だ。喉も渇いた。

夏は身体が冷えているね。熱い風呂に入ると、よくわかる。一気に顔が赤くなり、湯船の温度が下がる。「暑い暑い」と感じるのは表皮だけで、身体の内側は冬より冷えているかもしれない。
身体が温まると、たっぷり汗をかく。それは、外気の暑さで表皮ににじむ汗とはちがう。「心地よい」と言いたいところだが、ものすごーく疲れた。おかげで、ぐっすり眠れたよ。

2日後、ふたたび風呂をためる。
「肩までつかって3分、湯から出て休憩を5分」の繰り返しが効果的なら、入浴剤はいらないかもしれない。入浴剤がなければ追い焚きできるし、残り湯も再利用できるからね。
やってみると、汗のかき方がちがった。熱いお風呂に入ることだけでなく、入浴剤にも薬効があったようだ。まぁ、ないと困るほどのちがいじゃないけどね。

夏のお風呂を再評価できたと思えば、252円(税込)は安い。