ぷりぷりの桃太郎ぶどう
2009年 食べる 食べる嫁の実家から、今年も桃太郎ぶどうが贈られてきた。
いつもありがとうございます。おいしくいただいております。
あまりにもおいしいので、日記に記録しておく。
「桃太郎ぶどう」は岡山県倉敷市で栽培されているぶどう。「瀬戸ジャイアンツ」という品種らしい。この数年で一気に有名になったぶどうで、これまで食べた中でもっともおいしい。その特徴は、
- タネがない
- 皮がしっかりしている
- 渋みがぜんぜんない
- ぴちぴち、ぷりぷり
もうね、ぶどうの粒がぱんぱんに張ってるのさ。指ちぎって、そのままお口にポイッ。皮ごとかじると、果肉のサクッとした食感があって、甘い果汁が広がる。ゴクンと飲み込むと、後味さっぱり。なので2個目、3個目と手が伸びる。
桃太郎より甘い品種はある。新座のぶどうだって、果肉だけなら負けてない。しかしタネなし、皮ごと、渋みなし、ぷりぷりの組み合わせは、桃太郎ぶどうしか知らない。よくもこんな品種を作れたもんだ。
◎
先日、我が家を訪れたA氏に食べさせたところ、はげしく喜んでくれた。
そしてこれは、食べる萌えだという話をした。
『美味しんぼ』の海原雄山によると、牛の肉で一番うまいのは子どもを産んだことのない牝牛の肉なんだって。この話を読んだとき、ドラキュラが生娘の血を甘露と喜ぶ理由がわかったような気がした。
そして、タネなしぶどうである。このぶどうは、子どもを産んだことがない。ぴちぴち、ぷりぷりの少女なのだ。うほっ、イメージしながら食べると、たまらなくおいしい♪
とまぁ、そんなことを話ながら食べた次第である。
※こんな馬鹿な日記を書いたら、来年から贈ってもらえなくなるかも……