ポパイ鍋は応用がきく

2009年 食べる 食べる
ポパイ鍋は応用がきく

青物と豚肉だけの鍋が、けっこうイケルとわかった。

もとは、NHKためしてガッテン 『冬の食卓革命! オリジナル鍋ベスト3』(2009年12月02日放送)で見た、「ポパイ鍋」。ぐつぐつ煮込むのではなく、しゃぶしゃぶのように、さっと湯がいて食べる鍋だ。

  1. 同量のほうれん草と豚肉を用意する。
  2. 鍋に水を張り、しょうが、にんにくを入れて加熱。
  3. 酒を加えたあと、沸騰させてアルコールを飛ばす。
  4. 弱火にして30秒ほど待ち、湯が落ち着いたら豚肉を入れる。
  5. 豚肉をお湯の中でといたら、すぐにほうれん草を入れる。
  6. およそ30秒ほどゆでて、豚肉の赤みがなくなれば完成。

大量の具材を一気に放り込むのがポイント。お湯の温度が80℃くらいに下がると、ほうれん草の細胞壁が壊れないため、シャキシャキした食感を楽しめる。これをポン酢で食べるとうまい。

土鍋は蓄熱してしまうので、ホーロー鍋やステンレス鍋がよいそうだ。でも土鍋を使いたかったので湯がく時間を短くした。はじめは温度計で水温をチェックしながら調理したけど、なんとなくコツがつかめてきた。

このレシピの欠点は、ほうれん草のシュウ酸が体内に蓄積されてしまうこと。そのため「カルシウムごまだれ」を使うことが推奨されていたが……あんまり美味しくなかったので、別の方法を考えたい。カルシウム分をいっしょに摂ればいいのだから、牛乳を飲むか

小松菜なども試してみたが、問題ない。青物全般に通用しそうだ
青物は、量が多いと使い切れず、傷んでしまうことがあるが、この鍋ならすぐできる。食材の緊急処理方法が確立されれば、買い物がしやすくなる。

うまうま。