サラダは買うか作るか

2010年 食べる 食べる
サラダは買うか作るか

イトーヨーカ堂で、「混ぜれば逸品!麺のサラダ (125g/398円)」を買ってきた。

いわゆるセットサラダで、数種類の野菜と堅焼きそば、ごまドレッシングが入っている。その名のとおり、お皿に野菜や堅焼きそばを盛って、ごまドレッシングをかければできあがり。手軽で、美味しかった。堅焼きそばのパリパリ感はいいね。

本品は、「顔が見える野菜。」シリーズの1つ。国産野菜にこだわっており、レタスはどこ、トマトはどこ、タマネギはどこ、と野菜ごとに産地を明記している。裏返すと、セットサラダの野菜は産地が不明で、その安全性が気になる消費者が多いのだろう。
ホームページを見に行くと、生産者の顔写真が載っていた。なるほど顔が見える。

ぺろりと食べ終えて、考える。
──このサラダ、398円はお値打ちだろうか?

夫婦2人の食卓だと、いろんな野菜を使ったサラダは作りにくい。ちょびっと食べたい野菜を、ちょびっと買うと高くなる。丸ごと買えば安いが、使い切る前に傷んでしまう。たくさんの野菜の足の速さ、残り分量を頭に入れながら料理したり、買い物するのは大変だ。
さらに昨今は野菜が高いから、けっこうお値打ちかもしれない。

だが、毎回買って済ますのは私の性に合わない。そこで、同じサラダを作ってみることにした。ところが、堅焼きそば(単体)が売ってなかった。あんや具材が入った堅焼きそばのセットはもったいない。
仕方ないので、玄米フレークを使うことにした。これはこれで悪くない。

そう、こうした工夫と発見は捨てがたい。
そして、セット商品を試すことがブレイクスルーを生んでいるようだ。