スキャナのある暮らし、まだ早いか?

2010年 科技 生活
スキャナのある暮らし、まだ早いか?

 スキャナを買おうか、迷っている。

 私はもともと紙の資料をあまり持っていないが、それでも古い写真や手紙、名刺など、スキャンしたいものもある。それらは段ボールの箱に詰め込まれているので、ふだんは思い出すこともないが、このあいだ開いてみたら、写真が黄ばんでいた。早くスキャンした方がよさそうだ。

 しかしスキャンは面倒な作業だ。オートシートフィーダが登場した2004年にも挑戦したが、途中で投げ出してしまった。
(技術が進歩すれば、より簡単で、より美しいスキャンができるだろう)
 これは言い訳ではなく、本当の話。実際、この数年でスキャナーの性能は格段に進歩して、より簡単で、より美しいスキャンができるようになった。傾き補正やOCRも標準実装されている。同じ作業をするにしても、数年前よりずっと手間がかからない。

 スキャナの価格は1~3万円。だいぶ安くなった。しかしもう少し──あと2年くらい待てば──もっと高性能になるのではないか? という思いが捨てきれない。紙の劣化は気になるが、あと2年くらいなら待てるだろう。

 ま、そんなことを言ったらパソコン関連のグッズは買えないんだけどサ。
 でも、もうちょい。もうちょいで、理想のスキャナが出てきそうなんだよね~。