二黄卵を怖がる世の中の方が怖い

2011年 食べる 食べる
二黄卵を怖がる世の中の方が怖い

たまごを割ったら、黄身が2つ出てきてギョッとした。

「二黄卵(におうらん)」というやつだ。「双子卵」、「にこたま」とも称される。通常より黄身が小さいね。生まれてはじめて見たよ。
異常卵に分類されるが、人為的に作られるものではなく、薬や放射能の影響ではない。食品として不都合な点はないんだけど、やっぱり気味(黄身)が悪い。と言いつつ、もちろん食べたけど。

二黄卵の発生確率は低く、それが店頭に並んで一般家庭に届く確率はさらに低いそうだ。古来より二黄卵は縁起がよいとされるが、科学的な裏付けもなく「珍しい=縁起がよい」と考えられる神経は素晴らしい。
むしろ、食品に「科学(人為)的な不安」を抱く現代の方が貧しいかもしれない。