計るだけダイエットの効果と限界
2011年 生活 スポーツ 健康計るだけダイエットは効果的だが、限界もあった。
昨年10月から、毎日体重を量るようにしている。すると不思議なことに体重が減りはじめた。それが「計るだけダイエット」と呼ばれる手法と知ったのは、ずっとあとだった。
計るだけダイエットはとても効果的だったが、限界もあった。
仕組み - 計るだけじゃ駄目
効果が見えない努力をつづけるのは難しい。しかし、ちょっとでも体重が減るとうれしくなって、原因を考えたり、試練に耐えようとする。そうした積み重ねてで体重がちょっとずつ減っていくようだ。なので、体重のわずかな変化で喜んだり、理由を考えない人には効果がないだろう。ぶっちゃけ、計るだけダイエットといえど、本当に計るだけでは駄目だ。
記録法 - 過去の自分との競争がよい
体重計に乗るのは毎朝、着替えるとき。このときは下着だけになるので、冬も夏も等しく計れる。朝起きて、トイレに行って、そのまま体重計に乗る習慣をつける。なお体脂肪率や骨量は記録しない。面倒だから。
記録にはExcelを使った。のちにためしてガッテン:ダイエットクラブがオープンして、登録したけど、Excelの方がいい。最大の理由は折れ線グラフである。
「weight.xls」に体重を記入すると、折れ線グラフが連動するようにした。グラフは4週間で一巡する。すると、4週前の自分の体重を下回ることがテーマになる。また、ときおり体重が増えても、4週間の猶予があれば調整できる。
食生活の変化 - ポイントはごはん
ダイエット法と言えば、「○×を喰え」か「△□を喰うな」が多いが、より重要なのは量だった。8ヶ月の計測でわかったことは、肉やチョコレートで体重は増えないが、食べ過ぎれば増えるという当たり前の事実だった。
では、量を控えるにはどうしたらいいか?
(私の場合)答えは白米だった。ごはんがあると、食が進む。ついつい食べ過ぎてしまう。だからごはんを消すと、おのずと量が抑えられる。また、おかずの品数も増える。たとえばハンバーグをごはんなしで食べるのはつらい。だからサラダとか総菜とか、副菜が増えていく。すると自然に、バランスのいい食事になるようだ。
もちろん、絶対に白米を食べないわけじゃない。無理は長続きしない。しかしタバコをやめたときと同じで、無理なく習慣を変えることはできるようだ。
その限界 - 運動も必要
体重はゆっくり減っていくが、いつまでも減るわけじゃない。食生活を見直すだけのダイエットには、どうしても限界がある。もちろん、長い時間をかければ突破できるだろうけど、私の見立てでは時間がかかりすぎる。
壁を越えるために必要なことはわかっている。運動だ。運動せずに体重を減らすには限界があるってことだ。
しかし継続的な運動は難しい。夏休みの宿題のように突発的にがんばっても、身にならない。物の本によれば、極端な運動を1回やるより、少ない運動を継続的につづけた方がいいそうだ。なにかいい方法を考えないとなぁ。