バドミントンは効く

2012年 生活 スポーツ ダイエット 健康 甥っ子
バドミントンは効く

甥っ子に、バドミントンセットをプレゼントした。

実家に帰れば、甥っ子に遊びをせがまれる。iPadやWiiばかりじゃ偏るので、外でキャッチボールをする。しかし甥っ子の手は小さく、ボールをうまく受け取れない。で、ミットを買ってやろうと思ったが、なんかちがう感がしたので、バドミントンセットにした。

ラケット×2とシャトル×3で、2千円以下。へぇぇ、安いのね。子ども用に大きく作られたものもあったが、ふつうのセットにした。この方が長く使えるだろう。まぁ、壊すか、飽きられる方が早いだろうけど。

さっそくやってみた。甥っ子は大喜びでラケットを振り回すが、シャトルに当たらない。手の長さとフェースまでの距離が把握できていないのだ。下からすくい上げ(アンダーハンドストローク)はまるで駄目だが、頭の上で打ち返す(オーバーヘッドストローク)はときおり当たる。アンダーの方が簡単と思っていたが、そうでもないようだ。

甥っ子が打ち返せないので、ラリーにならない。しかし、たまーに打ち返されても、こっちが返せない。あらぬ方向にシャトルが飛んでいるせいもあるが、甥っ子が練習したら一気に追い抜かされるかもしれない。運動スキルがおしなべて低い私が、上から目線でいい気になっていられるのも、今のうちか。

フルパワーで打ったら、シャトルが破損した。「ナイロンシャトルは安物か」と思ったが、シャトルの先端をフレームで強打したせいだ。セロテープをぐるぐる巻きにして補強する。飛び方がおかしい、と気づくまで、これでいいだろう。
実家にフェザーシャトルがあったので、飛び方を比べてみる。フェザーはガクッと勢いが落ちるので、かなり強く打たないと駄目だ。個人的にはナイロンの方が好きかなぁ。
甥っ子の練習用に、ナイロンシャトル10個を追加注文した。シャトル5個で242円。安いもんだ。

今後に備え、嫁とやってみた。嫁は「寒いからいや」とぐずっていたが、ラケットを振るとすぐ身体が温まった。散歩だと、身体が温まるのに20分くらいかかるから、大きなちがいだ。
嫁も運動音痴なので、ラリーにならない。多くても4往復くらいだが、それでも楽しい。バドミントンのシャトルは、思いっきり打っても遠くに飛ばない。これがテニスだったら、ボール拾いに多大な時間を奪われただろう。スカッシュほど場所を問わないのもいい。

小一時間ほどでギブアップ。いい運動になった。
ふだん使ってない筋肉だけでなく、ふだん使ってない運動神経も酷使した。シャトルを目で追って、落下位置を予測して、そこにヘッドが届くか、どの角度で打ち返すか、その姿勢をしても腰を痛めないかを、一瞬のうちに計算する。計算は大きな誤差を含み、節々にダメージが入る。ぎゃー。

筋肉痛は翌々日に襲ってきた。ウォーキングとちがって、上半身が重い。ぐえぇ。
しかし運動量は大きい。これはダイエットに効くな。

嫁と相談し、うちもバドミントンセットを買うことにした。