adblockで広告欄が猫だらけ

2012年 科技 Webサービス
adblockで広告欄が猫だらけ

 4月2日になって、猫の魔法が解けてしまった。

 きのう1日は、あらゆるサイトに猫が表示されていた。adblockが広告欄を猫の画像に差し替えていたのだ。猫だらけの表示に慣れたころ、ふっと、猫がいなくなった。見ると、日付が変わっていた。どうやらエイプリルフールの演出だったようだ。

 adblockはchromeの拡張機能で、バナーを自動的に削除してくれる。私は無意識にバナー広告を無視する訓練を積んでいるが、近ごろは目立つ不愉快なバナー広告も多いので、ブラウザに表示する前に消してくれるadblockはありがたいのだ。
 広告欄がなくなると、レイアウトが崩れるサイトもある。ごくごくまれに、広告から有益な情報を得ることもある。それでも広告がないネットライフの方が大切だ。

 すべての広告欄が猫に変わると、その領域の多さに驚く。ふだんは意識してなかったが、こんなに広告が多かったのか。

 数時間もすると、無意識に猫の画像を無視する回路が脳に形成された。これでイケルと思った矢先、猫の魔法が解けてしまった。広告欄はふたたび見えなくなった。やれやれ。

 ふだんは意識してなかったが、こうやって無意識に無視する回路を作っているんだな。