厚切りステーキの大打撃

2012年 食べる 食べる
厚切りステーキの大打撃

厚切りステーキ肉を買ってきた。

たまに肉を食いたくなるときがある。肉にもいろいろあるが、今回はボリュームを追求した。アメリカ牛肩ロースステーキ厚切。グラムあたり128円、820gで1,049円。安い肉だから、うまさは期待していない。どうなるか結果はわかっていたが、やらねばならぬときがある。

分厚いから、フライパンで焼くのも、食べられるサイズに切るのも、飲み込めるまで噛むのもたいへんだった。牛肉だから生でも大丈夫だけど、最初に切ったときは真っ赤っかだったので、細かく切って焼き直した。
せっかく分厚い肉だから、分厚いまま食べたいと思ったけど、まぁ、無理だよね。

厚切りステーキ
※焼けた焼けた

厚切りステーキ
※わ、中は赤い

厚切りステーキ
※切ったら、食べ物に見えなくなった

ナイフやハサミで切り刻み、口に放り込む。もぐもぐ、もぐもぐ、もぐもぐ......ごくん。肉が硬いわけじゃないが、噛んでも柔らかくならない。ちゃんと噛まずに飲み込んでいるような気分。顎が疲れて、中盤あたりで食べる気をなくしてしまった。

(無理に食べないで、残しておこうかな?)
と思ったが、がんばって食べきることにした。わかってるんだ。冷蔵庫に入れて、レンジで温めても、いま以上においしくなることはない。いま食べきるか、捨てるかなんだ。
醤油を垂らしたり、サラダで舌先を変えたりして、なんとか完食できた。疲れた。グロッキーだ。

満足したか? と問われるなら、満足した。
しばらく肉は食いたくない。
こうなることはわかっていた。わかっていて、やった。後悔はしていない。