我が家の白玉ブーム

乾物ボックスの奧に、白玉粉が見つかった。

これまた古い。ずっと見えないフリをしてきたが、そろそろ向き合わないと。寒天ブームが到来したので、白玉を加えることにした。

白玉づくりはけっこう難しい。水を少しずつ加えて、「耳たぶくらいのやわらかさ」にするのだが、白玉粉がどのくらい水を吸収するのかわからないから、神経を使う。まぁ、何度か作ると、適当でかまわないことがわかる。寒天の水分量ほど食感に影響しない。

寒天、あんこ、みつ、フルーツ、バニラアイス、これに白玉を加えれば、ぐぐぐっとゴージャスになった。白玉の食感がうれしい。うまうま。

あまった白玉は、みたらし団子にしてみた。
みたらしのタレは、醤油、砂糖、みりん、片栗粉を水を煮詰めて作る。片栗粉を溶くのが面倒だったので、適当にやったところ、ゆるーいタレになってしまった。
でもまぁ、みたらしの味がする。くみくみ、つるん。こんなんでいいのか。こんな簡単に作れるものを、お店で買っていたと思うと馬鹿らしくなる。

白玉粉のでんぶんは時間が経つと硬くなる。これを予防するには、砂糖を加えるといい。つまり店で売られている白玉は過剰に甘くなるわけだ。なるほどね。

また白玉粉を買ってこよう。求肥も作れるそうだから、試してみたい。