ホリエモンが仮釈放された
2013年 社会 社会28日、堀江貴文氏が仮釈放され、ニコニコ動画で記者会見があった。
終始おだやかな口調だったから、驚いた。警察、検察、マスコミに疑問を呈する場面もあったけど、会見の一部でしかない。刑務所はここまで人を変えるのか。あるいは、反省を示さないと復帰を認めない社会の方が恐ろしいのか。
ホリエモンの声を聞きたくないという方は、全文書き起こしを読むといい。
TBSの記者が、ホリエモンの謝罪の意味を問いただしていた。ホリエモンによると、集団訴訟はすべて和解し、個別訴訟も1件のぞいて和解しているそうだ。被害にあった人たちが納得しているのに、なお追求するのは、マスコミの「お約束」なんだろうか。
その後、mixiニュースを見てまわったら、ホリエモンを「犯罪者」と批判するコメントが散見された。この人たちは、どういう人間なんだろう? ホリエモンの裁判はきわめてアンフェアだったけど、それでも本人は服役し、損害もつぐない、反省と謝罪を示している。それでも叩く神経は理解できない。
この人たちは、ホリエモンによって不利益を被ったわけではないだろう。精神的苦痛を受けたと言うなら、訴えればいい。それもせず、いつまでも犯罪者呼ばわりするのは差別に他ならない。
この人たちは、どうすれば人を許せるんだろう?
というか、どんな罪がホリエモンにあると思っているのか?
よくわかんないけど、なんとなく叩いているとすれば、醜悪な連中だ。
きらいなら無視すればいいのに、わざわざ批判を口にする。暗がりから石を投げるような行為。そんな社会の性質を理解したからこそ、ホリエモンは謙虚になったのかもしれない。
あぁ、いやな世の中だ。