さらばムギムギ

2013年 食べる 食べる
さらばムギムギ

いずみ製菓の「ムギムギ」と「ポテトスナック」が6月末で販売終了する。

どちらも馴染みの味だけど、個人的には「ムギムギ」が惜しまれる。しょっちゅう食べていたわけじゃないけど、なくなると聞けば、最後に食べたくなる。しかし近隣のスーパーでは見つからない。すると嫁が帰省した岡山で買ってきてくれた。もちろん探せばまだ残っているだろうけど、とにかく手に入った。これでお別れ会を開催できる。

「ムギムギ」は麦をふくらませた駄菓子。1973年4月発売で、40周年になる。このたび、いずみ製菓は菓子事業からの撤退を決めた。製菓会社が菓子事業から撤退するのだから、よっぽどのことだろうが、詳しいことはわからない。ただまぁ、寂しい話だ。

パッケージのマスコットキャラが変わっていた。1973-1998はムギボーヤで、1998-現在はムーリンだって。ムギボーヤの記憶しなかったけど、15年前に変わっていたのか。この15年で1回も食べてないはずないから、類似商品と思い込んでいたようだ。

「牛乳かけてもおいしいよ!」とあるが、私の場合、牛乳をかけずに食べることはまずない。でも最後だから、ぽりぽり食べる。小粒で、柔らかく、軽い。そうそう、これこれ。
牛乳をかける。牛乳が茶色く、甘くなるかと思ったが、そうでもない。コーンフロスティの方が甘い。そうか、基本はぽりぽり食べるスタイルだから、甘すぎないのか。しみじみ。

こうしたお別れ会その1は終了した。
あと3回残っている。
賞味期限は9月だから、毎月、お別れ会を開こう。