正麺うどんは感動しなかった

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正麺うどんは感動しなかった

正麺うどんを食べたけど、私が期待したものじゃなかった。

東洋水産が「マルちゃん正麺」を発売したのは2年前、2011年11月。はじめて食べたときは衝撃を受けた。
即席麺でありながら生麺の食感を再現したと謳われているが、ぶっちゃけ、生麺とはちがう。だけど、うまい。それはそれ、これはこれ。従来の即席麺とは一線を画していた。

そして10月7日、ラインアップに「正麺うどん」と「正麺カレーうどん」が加わった。私は大いに期待して食べてみたのだが、なんというか、今ひとつだった。
決してダメじゃない。夜中に小腹が減った時にちょうどいい。カレーうどんは具ナシOKだ。ただ、まぁ、正麺ほど革新的じゃない。こんなもんか。

どん兵衛の袋麺と変わらないような

昨年4月に日清どん兵衛の袋麺(関西風だしうどん)を食べたんだけど、それに似てる。カップ麺のうどんは、ぜんぜんうどんの味じゃないけど、これはこれで好き。袋麺はカップ麺とほぼ同じ味だけど、鍋で茹でた分、物足りなさを感じるのだ。
うどんには乾麺があるからね。これなら乾麺うどんの方がうまい。

熾烈な商品開発

この日記を書くため日清ホームページを開いたら、「日清のどん兵衛 生うどん食感」という新商品が11月11日に発売されていた。「正麺うどん」に対抗するためだろう。

こういう食品の商品開発って、どうなってんのかな? 東洋水産は5年の歳月をかけて「正麺」を作ったのに、日清食品は9ヶ月後に「袋麺ラ王」をぶつけてきた。うどんは4日後。互いに手の内を読んでいるようだ。

結論。
「正麺うどん」はもういいかな。
買い置きするなら正麺でいいし、うどんは乾麺がある。
そんな感じ。