たこ焼き器(KP18YWR)を買って、元をとった

2014年 食べる 食べる
たこ焼き器(KP18YWR)を買って、元をとった

3年ほど前から、たこ焼き器を買うかどうか議論してきた。

嫁はたこ焼きが大好きで、あちこちで食べている。しかし材料費のわりに高いから、「どうしても我慢できないときだけ」と戒めた。まぁ、買い食いすればなんでも割高だけどね。

調理器具は、買うまでが楽しい

そこで、たこ焼き器の購入を検討することになった。選択肢は3つ。

A. 専用機を買う

→安いものもあるが、たこ焼きしか作れないなら邪魔になるのでは?

B. 金型だけ買う

→コンロに乗せて焼くタイプ。
→使い勝手がよくないし、それほど安くない。

C. ホットプレートを買い換える

→拡張プレートでいろいろ焼ける。楽しそう。ちと高い。

本命はホットプレートだが、今あるホットプレートは金型を交換できない。なので買い換えることになるが、今あるホットプレートに不満はない。不満はないのに買い替えていいのか? それだけの価値があるのか?

調理器具は、「これがあれば暮らしが変わるなぁ」と想像している頃がいちばん楽しい。友人L氏も「たこ焼きプレート」を追加購入したが、ぜんぜん使ってないそうだ。なので、『悩んだときは買わないの掟』に従って、見送ることにした。

壊れる前に元をとれ

ところが千葉の量販店で、980円(税込1,058円)のたこ焼き器を見つけた。型落ちしたらしく、1個だけ残っている。まったく考慮してなかった商品だが、買ってしまった。

怖いのは、元がとれる前に壊れてしまうことだ。
しかし1,000円なら、10回も使えれば十分だろう。十分としよう。
というわけで、たこ焼きラッシュがはじまった。

来る日も来る日もたこ焼きである。

ソースに飽きたら、ポン酢、塩、キムチ、ケチャップで食べる。
タコに飽きたら、ウィンナー、ちくわ、豚肉、あんこ、チョコを入れる。
さらに飽きたら、ホットケーキミックスや、チャーハンを丸める。
市販の粉からオリジナルミックスを試す。

こうして12回食べた。

もう壊れてもいいや。

これから先は、気楽に食べられる。

感想

  • 18個は少ないかなと思ったが、夫婦ふたりで焼きながら食べるには十分だった。
  • 金型と本体がくっついているため、濡れふきんとキッチンペーパーで拭きとる。清掃しにくいかもと思ったが、まったく気にならない。金型を外して洗えれば気分はいいが、スキマにゴミが溜まったかもしれない。
  • 金型は円形だが、火が通りにくいところがある。最初は戸惑ったが、わかればどうとでもなる。
  • たこ焼きは金属の針でひっくり返すものと思ったが、傷がつくと思い、竹串にした。毎食2本消費するが、気にならない。たぶん仕事なら金串なんだろうな。

当初は一万円台のホットプレートを検討していたから、ずいぶん安く済んだ。損益分岐点(最低でも使う回数)を決めて、「これで元を取れた」と満足すれば、あとは気楽に使える。

だから安物がいいとは思わないが、今回はこれで正解だった。