ジャムを小分けした

2015年 食べる 食べる
ジャムを小分けした

なんでもそうだが、小分けするほど割高になる。

たとえばジャムは、大瓶で買うほうが絶対オトクだ。しかしジャムの消費がそれほど多くない家だと、同じ味に飽きてしまったり、カビを生やしてしまうリスクがある。

私のお気に入りのアヲハタ55シリーズだと、14g=35円(250円/100g)、165g=185円(112円/100g)、310g=289円(93円/100g)、450g=379円(84円/100g)となっている。
800gのような大瓶サイズがないのは、「おいしいものをちょっとずつ」というイメージを守るためだろう。逆に、大瓶のジャムを売っているメーカーは、小瓶を出してない(単価の安さが訴求点だから)。

近ごろアヲハタ55は種類を増やし、小瓶を多く店頭に並べるようになった。いろんな味を、ちょっとずつ試せるのは楽しいが、空の小瓶が増えてきたところで思った。

ジャムは、見た目から想像するほど味に差はない。

やっぱり大瓶を買ったほうがオトクだ。とはいえ450gじゃ大した差は出ない。巧妙なラインナップだぜ。
そこで、見知らぬメーカーのジャム、880g=320円(36円/100g)を小分けすることにした。

そのためには「煮沸」しないと。方法をネットで調べる。ふむふむ。

鍋に小瓶を入れ、水をひたし、グラグラ煮立てる。ジャムの瓶だから耐熱性はあるだろう。5分くらいで取り出し、ひっくり返して乾燥。蓋も適当に煮る。冷えてきたらスプーンでジャムを小分けする。大きくすくうとこぼすし、小さくすくうと空気が入る。ううむ。
ジャムを詰めたところでもう一度煮沸すれば完璧らしいが、面倒なので省略した。

小瓶4つは冷蔵庫に入れて、大瓶の残りから食べる。大瓶は、なんだか大味な感じがする。容器の印象は強い。

けっこう手間がかかったが、気分はいい。
ふふふ。

小瓶4つを食べきるのはいつになるだろう?
未来に振り返るため、日記を残しておく。