[日記2006年09月21日(木)に思った政治のこと

国と学校、先生と生徒

政治 教育 社会
更新日:2014年03月31日(月) 14:41 [Edit]
国と学校、先生と生徒
<国旗国歌>都教委の「強制は違憲」東京地裁が判決 [ 09月21日 16時21分 ]

入学式や卒業式で日の丸に向かっての起立や君が代斉唱を強制するのは憲法で保障された思想・良心の自由を侵害するとして、東京都立高の教職員ら約400人が都教育委員会を相手取り、起立や斉唱の義務が存在しないことの確認を求めた訴訟の判決が21日、東京地裁であった。難波孝一裁判長は「強制は違法、違憲」と判断し、起立や斉唱の義務がないことを確認したうえ、一人当たり3万円の慰謝料の支払いを命じる判決を言い渡した。

国歌斉唱を強制できないような先生に、子どもをあずけたくないね。

国歌斉唱が強制なら、先生の命令も強制だ。「立って、教科書を読みなさい」と命じたとき、生徒に「やりたくない」「信念に反する」と言われたら、どうするんだろ? 裁判で決着を付けるのか? 「いいから、やれ」と言えない先生たちが、まじめに成人式もできない若者を生み出しているのではないだろうか。

いいじゃないの、国歌斉唱くらい。そんなんでタマシイを売ったことにはならないよ。そんなんで「不当な支配」とか、騒ぎすぎだよ。社会に出たら、もっと不条理な強制や命令がいっぱいあるだろ。というか、学校の先生ってのは社会に出てないのかね?

私も子どものころは先生に叱られ、殴られ、廊下に立たされたもんだ。ときには「不当な暴力」を受けたこともある。しかしそこから多くのことを学んだ。たとえば、トラブルに遭遇したとき、逃げるか、戦うか、詫びるか、嘘をつくかを瞬間的に判断するスキルなどだ。

......む、話がそれた。

もちろん、強制や暴力はイイコトではない。だけど強制や暴力がまったくない世界も想像できない。「水清くして 魚棲まず」という。思想や良心の自由を守るのはいいけど、世界を狭くしているだけに見える。

蛇足になるが、裁判の結果には私も同意する。そりゃ「強制は違憲」と断じるしかないでしょ。でもね、国歌斉唱のときに起立する/しないを生徒の自主性に任せるような学校には、子どもをあずけたくないね。