[レビュー1999年12月30日に発表された 

ベイグラントストーリー (PS) Vagrant Story

ファンタジー:剣と魔法 @スクウェア
更新日:2009年04月10日(金) 17:50 [Edit]

めちゃめちゃ丁寧に作り込まれた傑作RPG

まず雰囲気がいい。土の圧迫感、石畳の冷たさ、日差しの暖かさ、森の湿度が伝わってくる。周囲をぐりぐり見渡して、気が遠くなったこともある。
キャラクターも魅力的だ。男性陣の、妙に色っぽいデザインがすてき♪ 味のあるセリフも多い。徹しきれない悪や、病的な正義など、強烈なまでに人間くさい。
ストーリーも独創的。全体を通してみると消化不良な感じは否めないが、シーンごとの魅力はピカイチ。導入部とエンディングは、鳥肌が立つほど興奮した。
戦闘システム、武器システムも楽しかった。正直に言えば、モンスターごとに武器を持ち替えて、戦術を立て直すのは面倒だったけど、まぁ、熱中してしまった。
ただ、マップが広大すぎるのはちょっと減点かな。

あらゆる面で、驚くほど丁寧に作り込まれている。
本作がシリーズ化しなかったことは残念であり、かつ信じられない。こんなによいフレームなのだから、企業はもっと利用するべきなのにね。
まぁ、緻密すぎて量産できないという側面はあるかもしれない。

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