ブラックホーク・ダウン Black Hawk Down

2001年 外国映画 4ツ星 主人公は軍人 実話に基づく 戦争

「すごいものを見た」と思わせる作品

ただひたすら戦争という状況を描いている。ストーリー的なものは省かれているので、「どうせ物語だから」という逃避を許さない。
生き残った兵士たちが、戦場に戻っていく姿が印象的だった。強烈な体験が脳に焼き付いちゃって、今さら善し悪しを検討できないのかもしれない。「戦場に魅せられた兵士たち」の心理をかいま見たような気がする。

それから思ったこと。
米軍の派兵より、国連などからの支援が状況を悪化させているように見える。「ほうっておけない」と思う善意こそが、戦争の原因ではないだろうか。

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