[レビュー1968年12月19日に発表された 

劇場版 河童の三平 妖怪大作戦 Kappa no Sanpei Yokai Daisakusen

モンスター:妖怪 ロードムービー 主人公は子ども
更新日:2014年01月20日(月) 07:53 [Edit]

新世代の妖怪アドベンチャー

『河童の三平 妖怪大作戦』は1968年に放送された特撮番組。モノクロ。全26話。原作は水木しげる。2013年に鑑賞した。こんな作品があったなんて知らなかった。本作は劇場版で、第7話『死神小僧』のブローアップ版。

主人公の三平は、ひょんなことから妖力を身につけてしまう。しかし人間が妖力をもつことは許されないため、もののけ様に母親をさらわれてしまった。三平は仲間たちと、母親を探す旅に出る。
おどろおどろしい設定だが、妖力をもったヒーローと考えればわかりやすい。三平少年はイケメンじゃないが、勇気があるし、考え方が柔軟だ。親の因果に囚われた死神小僧に向かって、「子どもには子どもの進む道があるんだ!」と訴えるところはかっこよかった。放送当時は「イマドキの考え方」だったんだろうけど、40年を経ても色褪せないのは驚きだ。

砂かけ婆が「てんかん持ちかい?」と訊いたり、寝ぼけた三平をカン子がぴしゃりと叩いたり、細かなところが妙に新鮮。型ができる前のおおらかさが楽しかった。

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