キル・ビル Kill Bill: Vol. 1

2003年 外国映画 3ツ星 カンフー コメディ 和風 痛い

許容範囲ギリギリの悪趣味

全編に監督の愛があふれている。回想シーンはいきなりアニメ、旅客機やバイクには日本刀ホルダー完備、ヤクザボスの首をはねた理由のスピーチには、同時通訳が。愛がなければ、こんな演出はできない。というか、思いつかないね。
そしてチャンバラ。料亭の空間を使い切ったカメラワーク、障子ごしの灯りで影絵バトル、噴き出す血、切り落とされる手足......。万人に喜ばれる作品ではないが、楽しめる人はそれなりに多いと思う。

私の場合、まぁ、かろうじて許容できたかな。
ギリギリだったけどね。

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