[レビュー1992年12月12日に発表された 

銀河英雄伝説外伝 黄金の翼 Legend of the Galactic Heroes - Golden Wings

SF:スペースオペラ 主人公は軍人 戦争
更新日:2013年06月11日(火) 18:28 [Edit]

見どころは違和感

私は正伝・外伝すべてを見終えたあとで鑑賞したせいか、違和感が強かった。ラインハルトがのちに皇帝となり、宇宙全域を支配することは既定路線でだが、あわれなクルムバッハ少佐は知らない。この長髪美形のマヌケは、自分の死刑執行の書類にどんどんサインしていき、予想通りの結末を迎える。そこにカタルシスはない。田中芳樹が道原かつみのために書き下ろしたエピソードらしいが、物語としての魅力はあまりない。

見どころは、キャラやメカ、そして声優さえも一新された違和感。同じシーンで同じセリフを言われても、だいぶ印象がちがう。ここまで変えるなら、本編と重ならない「らしくない」エピソードにしてもよかったのに。あるいは、『わが征くは星の大海』を道原かつみ版でリメイクすれば、新解釈、新演出を楽しめたかもしれない。

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