007(19) ワールド・イズ・ノット・イナフ 007 / The World Is Not Enough
1999年 外国映画 4ツ星 #007 スパイ女に甘いが、敵には容赦しない
ソフィー・マルソーの存在感がすごい。映画を支配している。物憂げな眼差しがたまらない。007も今回は振り回され気味。なんとなくデニス・リチャーズを口説いている007だけど、本命に相手にされず、手頃な女に手を出した感じが否めない。
この映画最大の見どころは、敵ボスとの対決だろう。さすが007。ただの優男とはちがう。その躊躇のなさがかっこよかった。
さておき、もう1人の敵・テロリスト(ロバート・カーライル)だけど、まるで駄目だった。肉体感覚がないという設定も活かされず、使いっ走りの小僧というイメージ。ぶっちゃけ、彼もソフィー・マルソーに喰われちゃったね。
007シリーズ | |
---|---|
ショーン・コネリー |
|
ジョージ・レーゼンビー |
|
ロジャー・ムーア |
|
ティモシー・ダルトン |
|
ピアース・ブロスナン |
|
ダニエル・クレイグ |