大怪獣バラン Varan the Unbelievable
1958年 特撮 3ツ星 怪獣怪獣と人間のガチンコ勝負
オープニングの宇宙開発から一転、舞台は地方の山奥へ。50年代は道路も整備されてないから、山奥は秘境だったんだろうな。しかし東北が「日本のチベット」と呼ばれていたかは怪しいが。
バラダギサマの伝承とともに現れたのは、むささび怪獣バラン。モノクロ映像のせいか、かなり怖い。しかし人間たちは意外に冷静で、すぐさま反撃を開始する。どうやったら怪獣を殺せるか。あの手この手を試す展開は、なぜか新鮮だった。平和な時代が長くつづいたせいで、怪獣→災厄→攻撃という当然の思考が失われているようだ。ちなみに、私の初見は2011年である。
バランは地味な怪獣で、これと言った特徴がない。対する自衛隊にも天才科学者や超兵器は存在しない。まるで素手で殴り合うような、プリミティブな激突が見どころ。しかしこれで十分。後年の怪獣映画は装飾しすぎだね。
すごくおもしろいわけじゃないが、ちょっとしたところが意表を突いて楽しい映画だった。
怪獣 | ||
---|---|---|
東宝 | ||
ゴジラ:昭和 | ||
ゴジラ:平成 | ||
ゴジラ:ミレニアム | ||
モスラ | ||
フランケンシュタイン | ||
東宝怪獣 | ||
大映 | ||
ガメラ:昭和版 | ||
ガメラ:平成三部作 | ||
ガメラ:新生版 | ||
大魔神 | ||
ほか | ||
ウルトラシリーズ | ||
松竹怪獣 | ||
怪獣:ほか | ||
ゲーム・アニメ・CG映画 | ||
海外制作 | ||
海外制作 |