ベイブ Babe

1995年 外国映画 5ツ星 主人公は動物

「現実」を直視した動物ドラマの傑作

ただ可愛いだけじゃない。あまたの作品が目をそらしてきた「シビアな現実」が描かれている。つまり飼われている動物(家畜やペット)は飼い主(人間)と対等じゃないってこと。人間の役に立つからこそ生かされている。その現実を受け入れつつ、さらに一歩踏み込んだストーリーに感動した。

動物を人間(サラリーマン)に置き換えてみる。人間が飼われていたら哀れだと思うし、逃げ出す(自立する)ことが正解となる。しかしよく考えてみてほしい。

「よくやったな」

そう言われたら、人間だって嬉しいのだ。

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