[レビュー1996年09月13日に発表された 

身代金 Ransom

交渉人 誘拐
更新日:2013年06月29日(土) 01:04 [Edit]

社長が強すぎて、ヒーロー映画になっちゃった

社長の判断は正しい。誘拐犯の言いなりになっては、すべてを失う。理性は駆け引きを求めるが、感情は服従をささやく。そのせめぎ合いに緊張感は高まっていく。けっこうおもしろい。

しかし中盤から、どうにも社長が超人じみてくる。頭がよくて、行動力もあり、正義感に篤く、情も深い。ちょっと完璧すぎる。犯人サイドの紹介されると、彼らが哀れに見えてくる。クライマックスでは、むしろ犯人を応援していた。強者と弱者が入れ替わってしまった感じだ。

卑劣な犯人に同情するのもヘンだが、ねらう相手をまちがえたね。

メル・ギブソン
映画
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