地獄少女 (テレビドラマ/全12話) Hell Girl (Live Action)
2006年 日本ドラマ 5ツ星 モンスター:妖怪 幽霊 超能力意外や意外、おもしろいですよ!
どれほど駄目か見てやろうと思ったが、じつは良作だった。さすがに閻魔あい(岩田さゆり)のビジュアルはアニメにおよばないが、もともとシンボルでしかないので、さほど違和感はない。ほかのキャラはばっちりハマッてる。とりわけ骨女(杉本彩)と輪入道(小倉久寛)は、彼女たちをモデルにキャラクターデザインされたのかと思うほどだった。
アニメとの共通点を喜びつつ、実写ならではの解釈を楽しみ、新エピソードに興奮する。お気に入りは第6話、第10話、第12話。ネタバレしない範囲での感想メモは下記のとおり。
- ひび割れた時間 ... 実写のいじめは見るに堪えない。
- 箱の中の少年 ... そして箱から出て行く。
- 嬰児(みどりご)の夢 ... 残された家族があわれ。
- 逢魔の砌 ... 柴田登場。つぐみはイメージぴったり。
- 偽りの墓碑銘(エピタフ) ... この状況ではやるしかない。
- 約束の赤い糸 ... 忠実に流した結果か。
- 甘い誘惑 ... 理想論では救えぬ現実。
- 聖夜の奇跡 ... 実写で見てもおもしろい。
- 偽の代償 ... 通販グッズが出回っていたなんて。
- 悲しみの記憶 ... こういうパターンもあったか。
- 現し世の闇 前編 ... 柴田の妻も流されていたのか!
- 現し世の闇 後編 ... 自分の意志でなくとも代償を払うのか。
アニメの実写化で、これほど楽しめるとは思わなかった。
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