[レビュー1992年06月05日に発表された 

パトリオット・ゲーム Patriot Games

テロ
更新日:2009年12月06日(日) 03:31 [Edit]

驚くほどストレート

「パトリオット」と題しているが、愛国心の功罪を描いているわけじゃない。ヒーロー・ライアンは純粋な正義漢で、テロリスト・ショーンは純粋に悪人だ。どっちが怖いかといえば、ライアン。どんなときも敵に背を見せず、果敢に立ち向かい、やっつけてしまう。逃げるとか、隠れるという選択肢はないのか?

「ゲーム」と題しているが、報復の連鎖をゼロサムゲームにたとえているわけじゃない。醜悪でマヌケなテロリストどもを、清廉潔白で優秀なCIAがやっつけるだけ。砂漠で特訓したテロリストが、ただの情報分析官や奥さんに撃退されるのは、あわれかもしれない。

つまらなかったわけじゃない。政治理念で深みを出すより、アクションで押し切る姿勢はいさぎよい。良くも悪くもハリウッド映画だった。

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