[レビュー1975年03月07日に発表された 

ブレイクアウト Breakout

囚人
更新日:2009年10月15日(木) 22:54 [Edit]

ぜんぜん知的でない

はじめて見たチャールズ・ブロンソンの映画。あとで知ったことだが、数あるブロンソン映画の中でも、本作は異質らしい。まぁ、そうだろうな。CMなどから想像するダンディズムは薄く、男の意地だけで押し通す、暑苦しい映画だった。

脱獄劇なのに、知的な駆け引きはまったくない。ひたすら塀を越えることのみに集中する。刑務所サイドも、誰が手引きしてるかわかっているのに、そこは放置。じつにおおらかだ。
人間ドラマもサスペンス要素もないので、成功してもカタルシスはない。そもそも、これで解決したのだろうか?
まぁ、いいや。ひと仕事終えて、今夜の酒はうまそうだ。それでいいじゃない。

そんな映画だった。

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