アラジン完結編 盗賊王の伝説 Aladdin and the King of Thieves

1996年 外国映画 2ツ星 @ディズニー

アラジン、成長しろ!

無条件で人を信じることは美徳ではない。ましてアラジンは王族との結婚を控えた身。周囲に与える影響を考えられないなら、アラジンに結婚する資格はない。子どもすぎる。
また盗賊王カシームも理解しがたい。家族のためと言いながら、家族を捨てる。封じられていた宝を取り外してから、捨てる。部下が大切と言いながら、全員を溺れさせる。盗みは卒業したはずなのに、また盗みに旅立った。わけがわからない。

『アリババと40人の盗賊』を引っ張ってくるのはいいが、未消化すぎる。そのせいでジーニーやジャスミンの出番が減ってしまい、アラジンの魅力は大きく損なわれてしまった。これが完結編とは残念でならない。

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