スウィングガールズ SWING GIRLS

2004年 日本映画 3ツ星 スポーツ 学校

『らき☆すた』最終回に劣る

吹奏楽部の発表の機会を奪っておきながら、自分たちはのうのうと賞賛される。さしたる苦しみもなく、失敗はラッキーによって払拭され、まじめに練習してきた人たちより特別に扱われる。劇中では明示されないが、コンクールはたぶん優勝だろう。そんな都合のいい話があるものかと思ってしまう。

彼女たちも発表できない悔しさを知り、それをバネに練習を積み重ねてほしかった。そして開演前に終わる。結果などどうでもいいのだから。
「やればできる」「才能がすべて」「楽しいことばかり」という物語を、青春映画と呼びたくない。

主人公たちが小中学生ならいいが、高校生でコレはどうかと思う。まぁ、ノリはよかったけどね。

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