少林少女 SHAOLIN GIRL

2008年 日本映画 1ツ星 カンフー スポーツ

体調を崩すくらいに面白くない……

少林少女が軽はずみに力を使って暗黒面に引き込まれり、学園に隠された秘密が暴かれることもない。道場の建て直しも、ラクロスも、カンフーバトルも関係ない。
よくもまぁ、ここまでツマラナイ映画を作れるもんだ。

学長(仲村トオル)は、どーゆー人物なんだろう? 自分が戦いたいなら、ふつーに試合を申し込めばいいじゃん。特殊部隊をけしかけたり、大勢の部下に守らせて、どうして最強が決められるのか?
ここは、すべてを武術で決める少林学園なんだろうな。そーゆー設定なら、いくぶんまとまったと思うよ。

ラストバトルは、ある意味、歴史に残る名シーン。なんの伏線もなく、瞬間的に相手を精神空間に引きずり込んでしまうとは、恐るべし、少林拳。

エンドロールで少林拳を使ったラクロス大会が繰り広げられるけど、こーゆー映画になると思っていた。『少林ラクロス』路線にしておけば、二匹目のドジョウくらいは価値が出ただろうにね。

ページ先頭へ