20世紀少年 -もう一つの第1章- 20th Century Boys

2009年 日本映画 1ツ星 テロ ヒーロー 犯罪

映画化すべき作品じゃない

もっともおもしろかった原作の序盤が、こんなにツマラナイ映画になってしまうとは。まだ2部作残っているけど、すでに消化試合。新しい解釈も発見も期待できない。つぎ込まれたお金と労力がモッタイナイ。

なぜ実写化したのか、なぜ3部作にしたのか? 漫画を忠実に実写化することに、どんな意味があるのか? 脚本家や監督ではなく、企画意図に疑問を感じる。ストーリーを大幅に組み替えて、1作で勝負した方がよかったと思うぞ。

TV放映版は、劇場公開版を再編集して、より漫画に近づけてあるそうだが、だからなんなのだろう? 漫画は漫画、映画は映画であって、近づけてもいいことはないのに。

内容にも少しふれておく。
ヤンマー兄弟、超・そっくり。ユキジ、美人。ヨシツネの間の悪さ、おもしろい。
そのくらいかな。

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