ビッグ Big

1988年 外国映画 4ツ星 ドラマ 主人公は子ども 恋愛

スーザンの目で見ると、切なすぎるストーリー

タイトルの「ビッグ」は、ジョシュの体が大きくなったという意味であり、大人としての常識や責任感がない。だから母親への連絡もおざなりだし、スーザンとの関係も軽はずみ。イヤになったら、子どもの世界に帰る。まぁ、子どもだから無責任なのは仕方ないが、見方を変えると残酷なやつだ。

スーザンは、本当にジョシュに惚れていたのだろうか? 同僚が指摘するように、重役を乗り換えていく女だったのかも。そんな彼女が本気になったのに、捨てられてしまう。スーザンは大人だから、13歳の少年と本気で付き合うわけにはいかない。別れ際、おでこのチューが彼女の理性を物語る。愛は終わったのだ。

スーザンはふたたび誰かを好きになれるのだろうか?
彼女の未来がとても気になる映画だった。

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