レッドクリフ Part II -未来への最終決戦- 赤壁 / RED CLIFF: PART II

2009年 外国映画 2ツ星 #三國志 戦争

中国人は、この映画に感動するのかしら?

愚直に正義を貫く周瑜。そんな彼を多くの人が支え、ついに暴虐の曹操を撃退する。基本的なストーリーラインは悪くないのだが、どうしてこんなにツマラナイのだろう? 本筋に関係ないシーンが多すぎる。
もともと1本の映画にするつもりが、尺が5時間におよんだので前後編に分けたそうだが、だからといって無駄なシーンがあっていいわけじゃない。枝葉を刈り取れば、ふつうに楽しめる映画になっただろうに、どうしてこうなっちゃったんだろう? 制作費100億円もかけちゃうと、コントロールが難しくなるのかもしれない。

全編にわたって中国賛美が鼻につくのは、気のせいだろうか。「サッカー」や「端午の節句」が中国発祥だと主張したいのはわかるが、そーゆー思惑を娯楽映画に持ち込むべきじゃない。

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