[レビュー1951年07月28日に発表された 

ふしぎの国のアリス Alice in Wonderland

ファンタジー:童話 @ディズニー
更新日:2011年06月12日(日) 13:13 [Edit]

子どもに見せたいアリス

私は本作で不思議の国のアリスと出会った。のちに小説を読んでちがいに戸惑ったが、本作の価値が損なわれることはない。これはこれでいい。子どもが見るアニメとしてはこれ以上、望むべくもない。
2011年にふたたび鑑賞したが、60年前のアニメとは思えないクオリティにふたたび驚いた。魅力的な顔立ち、なめらかな動き、愛らしいしぐさ、吹き替えもばっちり。次から次へと不条理なことが起こって、アリスは驚き、戸惑い、泣いたりするけど、妙に落ち着いた(ちゃっかりした)ところもあって、たまらない魅力になっている。

考えてみると、白ウサギってすごい。しゃべるウサギがいても、ふつうは追いかけない。しかしウサギが時計を見て「遅刻だ遅刻だ」と走っていたら、追いかけずにはいられない。こんなの、思いつかないよ。

名だたる傑作を安易になぞらず、大胆に再構築したディズニーの傑作。おもしろかった。

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