[レビュー2009年07月25日に発表された 

ジョーズ・イン・ツナミ Malibu Shark Attack

動物パニック 動物パニック:サメ
更新日:2020年04月25日(土) 22:16 [Edit]

「ネョラョテ」の謎

 カルフォルニア沿岸で津波が発生。「30mの津波」が襲ったそうだが、ビジュアルは一瞬。主人公たちが避難した小屋周辺を水没させる仕掛けでしかない。だから見上げる津波に乗ってサメが襲ってくることもない。残念。

 津波の原因になった地震で、古代に絶滅したミツクリザメという設定。深海に済むため視力はなく、口だけ大きい。進化の謎を解き明かす貴重な資料のため、海洋学者は殺傷するなと出張。生存者たちのあいだに対立を生む。
 ミツクリザメは実在する深海魚で、絶滅してないし、人食いでもない。こーゆーのは全部メガロドンでいいのに。

 生存者のひとり、若い男性の右腕に「ネョラョテ」の入れ墨がある。ファッションであり、意味などないとわかっていても、つい目を奪われてしまう。スタッフが適当にカタカナを選んだのだろうか? うーん。

 ストーリーは小屋に避難したメンバーが主軸。ときおり外部の動きも映されるが、あまり意味はないし、大津波直後と思えない雰囲気。
 出来事をまとめると、小屋に避難、無線を無視される、底が抜けて学者が食われる、信号弾を取ってくるがサメに発砲、救助ボートが到着、ガス欠、漂流、夜になって岸まで泳ぐ、サメに追われて散り散り、チェーンソーや殴る蹴るで撃退。
 終盤は夜間のため、よく見えなくなる。どこへ行けばゴールかわからないため、注意力散漫になった。夜が明けて、ヘリコプターに救出される。それなら小屋にいてもよかったのでは? あと金髪ガールのキンキン声がつらかった。

 サメ映画としては頑張ったほうだが、飛び抜けたものはなかった。

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