BECK BECK
2010年 日本映画 1ツ星 学校これが若者の考えるサクセスストーリーなのか?
運命の出会い、天賦の才、啓発、伝説、犯罪、因縁......。これほど特殊なことがないと、バンド活動は成功しないのか? ふつうの努力じゃ駄目なのか? 『けいおん!』以上にリアリティがない。くっだらない勝負に、一生奴隷契約、危機的状況で一致団結できないメンバー、遅すぎる啓示......。終盤はついていけなかった。
佐藤健の歌を無音にするのは悪くないが、だったら桐谷健太の歌だけ聞こえるのは違和感がある。演出がすべってる。私はまるで楽しめなかったが、若者は喜んでいるのだろうか? こんな成功をしてみたいと思えるのだろうか?