魔法の天使クリィミーマミ 永遠のワンスモア Magical Angel Creamy Mami: Eien no Once More (OAV)

1984年 アニメ 5ツ星 魔法少女

「おーい! 優は元気だよ-!」

前半はテレビシリーズの総集編で、後半が新作映像(後日談)になっている。当時、総集編は水増しのように感じられたが、歳月が経つとこれはこれで悪くない。OVA市場の黎明期だったから、いろいろ試行錯誤していたようだ。

さておき本編。ファイナルステージから数ヶ月後、マミの復活コンサートが開催されるというウワサが広まる。マミの正体と魔法が失われた事実を知る優と俊夫は、あり得ないと断言する。しかし慎悟が美少女(早川愛)となにかを進めているのは事実。愛は、もう1人のマミなのか?
「謎」で引っ張る脚本が素晴らしい。そして愛ちゃんがすてき♪ ミステリアスな雰囲気と、計算高さと純真さが共存する性格に魅了されてしまった。愛ちゃんは、優の純真さにたじろいでいたが、それは彼女の中にも純真さが残っている証拠。この娘なら、マミに変身してもいい。そう思えてしまった。
最終回の意義や感動を失うことなく、まさに「ワンスモア」を実現している。あぁ、やっぱりマミはおもしろい。

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