[レビュー1974年12月19日に発表された 

007(09) 黄金銃を持つ男 The Man with the Golden Gun

#007 スパイ
更新日:2016年12月13日(火) 12:07 [Edit]

まさに黄金銃

序盤は派手なアクションもなく、虚々実々の諜報戦が展開する。これはこれでアリと思っていたが、中盤あたりからコミカルアクションが増殖する。中国女子高生たちに助けられたり、相撲レスラーの鯖折りを喰らったり......。宿敵スカラマンガを対面したころには、シリアスムードはぶっ飛んでいた。

ボンドに愛情にも似た執着を示すスカラマンガ。007シリーズ屈指の名悪役と称されているが、その扱いはひどかった。「黄金銃をもつ男」の次に来るのが「乳首が3つある男」ってのは泣ける。服装も洗練されておらず、侘びしい心象を残す。それでも凄みを感じさせるのだから、クリストファー・リーはすごい。

黄金銃はぜんぜん実用的じゃないが、たのしい。なんかすごそうな感じ。スカラマンガこそ、黄金銃だった。頭の悪いボンドガールと小男の召使いばかり目立ってしまって、スカラマンガがかわいそうだ。

007シリーズ
ショーン・コネリー
ショーン・コネリー
ショーン・コネリー
ジョージ・レーゼンビー
ロジャー・ムーア
ロジャー・ムーア
ティモシー・ダルトン
ティモシー・ダルトン
ピアース・ブロスナン
ピアース・ブロスナン
ダニエル・クレイグ
ダニエル・クレイグ

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