X-MEN: ファースト・ジェネレーション X-Men: First Class

2011年 外国映画 5ツ星 SF:新人類 超能力 @マーベル・コミック

若さに乾杯!

寡黙な人格者であるプロフェッサーXも、若い頃はチャラけた楽天家だった。そのギャップがおもしろい。
テレパシー能力をもつと社会から孤立したり、絶望するものだが、チャールズほど強力だと人間の愚かさも愛し、未来に希望を見いだせるようになる。その明るさが多くの偉業を成し遂げ、エリックの闇を払うのだが、一方でミスティークの恋心を見落としてしまう。決定的な破局が訪れるまで、チャールズは自分のミスに気づかなかった。あまりに若い。だが、それがいい。本編では完璧すぎるプロフェッサーXだが、こうした青春時代を知ると好感がもてるようになる。

気になったのは、ショウとエリックに思想的な差がなかったこと。母親の仇というだけで殺したのなら、結局、悪の組織の親玉が入れ替わっただけになる。まぁ、そうなのだろう。しかしエリックには、チャールズという友人がいる。『X-MEN3』でエリックがチャールズに敬意を払うシーンが忘れられない。袂をわかっても友人同士。マグニートーが単純な悪人に見えないのは、チャールズの存在が大きい。

それからミスティークがかわいい。自分の心を、自分の姿を、自分のすべてを愛してくれる男を求め続けている。惚れっぽいだけとも言えるが、惚れっぽい女のどこが悪い? 変幻自在であるがゆえの孤独。惚れた男のために尽くす。いい女じゃないか。

未消化というか、説明不足なところもあるけど、全体的な満足度は高い。おもしろかった。

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