華麗なるエロ神家の一族 -深窓令嬢は電気執事の夢をみるか- Karei naru Erogami-Ke no Ichizoku

2011年 日本映画 2ツ星 コメディ ロボット:自律型

悪くはないが、よくもない

タイトルを見てわかるとおり、くっだらないエロパロVシネマである。エロも、グロも、笑いも中途半端だが、ストーリーが破綻しているわけでもなく、まぁ、最後まで楽しめる。
小澤マリアが「とぼけたお嬢様」を好演している。エロシーンは物足りない。はっきりしたことは言えないが、もっと魅力的に描けるような気がするのだが、こんなものかもしれない。敵対する亜紗美と亜紗美姐にも濡れ場はあるが、こちらは怖すぎて萎える。「イケメン、イケメ〜ン!」とはしゃぐシーンは恐怖しか感じなかった。

ロボットが目をぱちくりさせるシーンで、『AI高感度センサー搭載 メイドロイド』や『
メイドロイド VS ホストロイド軍団』の友松直之監督とわかった。勝ち組、負け組などの用語も飛び交っている。スパイスとして使っているのが、監督のポリシーなのか、よくわからない。

エロがOKなら、たいていの表現は許される。乾いた笑いを刺激するだけでなく、もっと女性の魅力を引き出す作品を期待したい。

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