デリカテッセン Delicatessen

1991年 外国映画 2ツ星 コメディ 文明崩壊後 狂気

期待したものとちがう

友人に勧められて鑑賞したが、これほど難解な作品とは思わなかった。「核戦争から15年後の荒廃したパリ」が舞台らしいけど、そんな説明はあったっけ? 地下組織トログロ団も唐突すぎる。設定資料がないとついていけない。
アングルや色づかい、リズムは独特で、他に類を見ない。芸術性が高く、好き嫌いがわかれる作品だ。私は好きだと言いたいが、あんまり好きになれない。ただ、監督が好き勝手にやっちゃったことはわかる。監督は気持ちよかっただろうなぁ。共感できないが。

精肉屋の娘ジュリー(マリー=ロール・ドゥーニャ)の大きな瞳が印象的だった。

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