スターシップ・トゥルーパーズ インベイジョン Starship Troopers 4: Invasion

2012年 外国映画 1ツ星 SF:スペースオペラ 主人公は軍人 地球外生命 戦争

嫌悪感が深まる

技術的に可能なことをやってるだけで、映画のおもしろさがまるでない。スローモーションの多用、カメラの回り込み、完璧なプロポーションをもった女性などは、そりゃCG映画の醍醐味かもしれないが、もうたくさん。
将軍みずから前線に立って、ナイフで女王バグに挑む姿は、いかにもアニメっぽい演出だが、『スターシップ・トゥルーパーズ』の世界観に合わない。歩兵が次々に死んでいくのはシリーズの伝統だが、感情移入する間がないため、仲間を失うショックもない。これじゃゲームだ。パワードスーツの戦闘をかっこよく描きたいのはわかるが、世界観やストーリーがおざなりにされたら意味がない。

荒牧監督の作品はどれも同じ。技術的に可能なことを披露してるだけで、おもしろい映画を作っていない。技術よりセンスを磨いてほしい。

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