[レビュー1997年08月15日に発表された 

イベント・ホライゾン Event Horizon

SF ホラー モンスター 地球外生命 宇宙開発 狂気
更新日:2021年01月14日(木) 11:45 [Edit]

苦痛はお好き?

 7年前に消息不明になった深宇宙探査船イベント・ホライゾン号が、海王星近傍に出現した。救助艇ルイス&クラーク号が調査に向かう。
 イベント・ホライゾン号のクルーは、ワープ装置「コア」が作った異次元に吸い込まれたり、その影響で発狂していた。救助艇メンバーも同じ轍を踏み、3人だけ脱出する。

 はじめはおもしろそうだが、次第にわけがわからなくなる、B級SFホラーの黄金パターン。幻覚が多すぎる。重力駆動装置「コア」が邪悪な意志をもったというが、どういうこと? 異次元怪物でいいじゃん。イベント・ホライゾン(事象の地平面)と名付けたのは、世界の果てから邪悪がやってくるというイメージらしいが、ピンとこない。クトゥルフ神話をベースにすればよかったのでは?

 有刺鉄線で拘束とか、目玉をえぐるとか、痛々しいシーンがやたら多い。驚くし、ショックを受けるが、「こわい」に転嫁しない。ストーリー性が希薄だから、ただ痛々しいだけ。
 しかしグロは需要があるらしく、本作はカルト的人気があるらしい。世の中、よくわからない。

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