ナニー・マクフィーの魔法のステッキ Nanny McPhee

2005年 外国映画 3ツ星 ファンタジー:童話 主人公は子ども

はじまりとなるか。

児童小説マチルダばあや(Nurse Matilda)シリーズの映画化。原作は読んでないが、「魔法を駆使するスーパー子守の活躍」という点は『メリー・ポピンズ』を彷彿させる。女性の社会進出の先駆けだったのかな。

幻覚なナニー・マクフィーが、いたずらっ子を超常の力で躾けていく。それはそれで痛快だけど、子どもたちのやんちゃは度が過ぎていて、動物に近い。魔法でなければ教育できないなんて、大丈夫か?

ナニー・マクフィーに変化が起こり、これからどうなるのか楽しみになる。途中で中核になるストーリーが見えて、おおよそ想像通りに解決するが、ふつうに楽しめた。

ふと気になったのは、続編を作れるかどうか。ナニー・マクフィーの秘密を見てしまったから、同じことを繰り返しても新鮮味がない。まぁ、「メリー・ポピンズ」もシリーズじゃないから、これはこれでいいのか。

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