リターン・トゥ・アース 宇宙に囚われた1027日 PROJET-M

2014年 外国映画 2ツ星 地球外生命 宇宙開発 密室

エウロパに淡水が見つかる→核戦争で人類滅亡

ストーリー

 4名の宇宙飛行士が宇宙ステーションで1,000日間の滞在実験を行っていた。突如として核戦争が勃発、地球と交信不能になる。


 船長が錯乱して、降下ポッドを失う。つづいて別の船員が自殺。ロシアの宇宙飛行士が避難してくる。彼の証言から、木星の衛星エウロパで発見された地球外生命体の痕跡が原因で、核戦争になったとのこと。この事実を地球に伝えるため、3人はロシアの宇宙船で降下、1人は軌道に残って情報発信した。

 地球で熱核戦争が起こって、軌道上に取り残されるってシチュエーションは、SFファンなら一度は夢想しただろう。しかしその原因がエウロパにあるのは解せない。地上を生きる人々が、そんなことで戦争するだろうか? ぶっちゃけ、戦争の理由なんてどうでもいい。偶発戦争でいいのだが。

 しかし問題はそれだけじゃない。1,000日も宇宙に居て大丈夫か? 恋愛禁止のルールは必要? 宇宙ステーションの部屋って鍵がかかるの? 瀕死のロシア人を助けないと駄目? 彼らの行動でなにがどうなるの? 次々に疑問符が浮かんで、要領を得ないまま終わった。

 「こういうの好き!」と作り始めたが、起承転結をよく考えてなかった感じがする。もうちょい、なんとかできたと思うけどなぁ。

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