タイム・チェイサー I'll Follow You Down
2013年 外国映画 3ツ星 タイムトラベル 家族まさかの決断。
あらすじ
主人公は学者。幼少時、物理学者の父が行方不明になって、そのショックから母親が自殺してしまった。主人公は婚約者を捨て、父の研究からタイムマシンを完成させる。
父はアインシュタインを会おうとしていた。主人公は父を見つけ、事情を話して、自分の時代に戻るよう説得。決心させるため、拳銃自殺した。
父は自分の時代にもどって、妻と息子と平和に暮らした。
(おわり)
『シックス・センス』の天才子役、ハーレイ・ジョエル・オスメントが10年の沈黙を破り主演! というキャッチから察するとおり、キャスティング以上の見どころはない。
父親がアインシュタインに会いたがっていた理由が、物語のキーになると思っていたが、ちがった。理由はどうでもいいのか。
喫茶店で息子が父と話すシーンはおもしろかった。父は浮かれているが、未来の話を聞かされ戦慄する。信じられない、信じたくない父の表情がおもしろかった。
そんな父を説得するため、まさか拳銃自殺すると思わなかった。まぁ、主人公が未来にもどったら、過去改変の意味がない。だから死ぬ。ここで死体が見つからないとタイムパラドックスが起こるから。
理屈はわかるが、想像していなかった。
短編だったら、高く評価されたかもしれない。